ある色で、2メンツ以上ある時に、一通が見える時ってあるじゃないですか?
しかし、少し頑張れば面前で聴牌できるので、面前固定にしてしまう方が多いです。
また、仕掛けが多い人でも、タンヤオで聴牌できそうなのに、それを否定してまで一通を狙う人は、非常に少ないです。
この記事では、そのような手牌にも関わらず、一通を狙うべき手牌を紹介します。
それでは、実際の牌譜を用いて、説明します。
片上がり残し
上家から2mが切られました。
現在、2メンツあり、面前でも捨て牌の2段目には聴牌しそうです。
これを鳴かなくても、タンヤオで鳴いても聴牌できそうです。
これを鳴きますか?
鉄鳴きですよね。
面前で、捨て牌の2段目に聴牌とか、遅過ぎますから。
そんなの話になりません。
この2mを鳴かないで、後でタンヤオで鳴く場合でも、聴牌は相対的に遅くなります。
どうせ1000点なので、最速聴牌を目指して、2mを鳴いて一通を目指すべきです。
上家から9mが切られました。
当然、鳴きます。
そして、聴牌しました。
そして、対面から3pが切られました。
立派な1000点の上がりです。
さて、あの2mを鳴かなかったら、どうなっていたのかを確認してみましょう。
鳴かなかったら、裏ドラの7sがトイツになっています。
おめでとうございます。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019020122gm-0029-0000-a9454689&tw=0
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まとめ
多くの方は、面前かタンヤオの片方以上が、大好きでしょうがないです。
私も、タンヤオはかなり好きです。
しかし、手役はあくまでも手段なので、こだわり過ぎてしまうのは駄目です。
一通を目指す鳴きは、面前もタンヤオも捨てる事になるので、かなり抵抗があるかもしれません。
しかし、その壁を越えたところに、新しい景色があるのは間違えありません。
超えてみませんか?