何切る問題

一通?三色?タンピン?一通を捨てて二度受けを解消するべきか

何を切りますか?

選択肢は、4m、3p、7p、9sです。

4mは、一通狙いです。

3pは、一通の可能性を残しながら、三色を狙う選択肢です。

7pは、三色の可能性を残しながら、一通を狙う選択肢です。

9sは、二度受けを解消して、三色やタンピンなどを狙う選択肢です。

アンケート結果は、こちらです。

一番人気は、9s切りですね。

二度受けですからね。

二番人気は、4m切りです。

一通の形が強いですからね。

三番人気は、3p切りです。

三色の方が魅力的ですよね。

四番人気は、7p切りです。

三色も捨てきれないですよね。

それでは、私のアンサーとその理由を、説明していきたいと思います。



東1局0本場 東家 ドラ1m

私のアンサーは、4m切りです。

まず、一通の受け入れがあるので、これは絶対に崩してはいけません。

面前で聴牌しても打点がありますし、鳴いて行く事もできます。

また、その形が優秀なので、それを最大限活かす選択肢が、和了率も期待値も優秀となります。

つまり、4m切りです。

それでは、この後どうなったのか、見ていきましょう。

1sを引いて来ました。

これも、何切る問題としては、かなりの良問です。

何を切りますか?

選択肢は、2p、3p、6p、7p、1s、9sです。

ここで切るべき牌は、

1sですよね。

面前聴牌は遠いので、一通という手役の可能性を、最大化させるべきです。

1メンツしかないリャンシャンテンは、意外と面前聴牌しません。

仮に、親だとしても、それほど期待してはいけません。

さて、上家から8pが切られました。

この8pは、

鉄鳴きですよね。

一通で鳴いて行く事も考慮して、1sまで切ったのですから。

ただし、一通にこだわっているわけではないです。

上がるために、一通の形を残しているだけです。

最終的に、タンヤオでも何でも良いので、ここは2p切りです。

6pにくっついたら、タンヤオになり、受け入れ枚数が増えるからです。

8sを引いて来ました。

一通の聴牌です。

もちろん、6pを切りました。

対面から5sが切られました。

立派な1500点の上がりです。

それでは、最初の4m切りの時にどうなっていたのか、確認してみましょう。

3pや7pを切る人もいるかもしれませんが、山に残っている1p4pは、2枚だけです。

これを結果論と見るかどうかは、あなた次第です。

牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019072719gm-0029-0000-332c8d4b&tw=0
※東1局0本場

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まとめ

ダイアグラム評価関数

4m>>>7p>>>9s>3p

麻雀を勉強する過程で、多くの方が、上級者の指導を受けてしまいます。

その時に、高目志向や手広く構える手組などを、教わってしまいます。

しかし、基本的に、素直に手を進める事が大事です。

仮に、二度受けがあったとしても、それが優秀な形であれば、崩してはいけません。

また、そこを最大限活用する選択肢が、正着である事を覚えてください。



今回の例だと、それは、ソーズの一通の形です。

あの形を崩したり、ピンズの受け入れを減らす事は、悪手です。

なぜかと言うと、5s8sを引く事に期待しているのであれば、一通は打点が高いので、絶対にその形を崩すべきではないです。

また、5s8sを引く事に期待できないのであれば、かわし手を意識するべきなので、鳴いても手役になる一通の形は、絶対に崩すべきではないです。

つまり、ほぼ論理的な答えなのです。

これは、当たり前の事なのですが、ほとんどの人ができていないです。

今回のアンケート結果を見ても、それは明らかです。

これを機に、もう一度、手の進め方を見直しましょう。

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