ツモり四暗刻のイーシャンテンだと、大抵は鳴きませんよね。
私は、よくポンをしますが。
しかし、そんな私でもチーをする事は滅多にないです。
しかし、実はチーをしなければならない手牌もあるのです。
今回は、そのような例を紹介します。
それでは、実際の牌譜を用いて、説明します。
ドラが孤立している
この8mをチーしますか?
ツモり四暗刻のイーシャンテンです。
東2局で、トップとは大きく点差があります。
この8mは、
鉄チーですよね。
ドラが7mで、この牌は対面の仕掛けに、まず切れないです。
また、上家や下家もダマで聴牌しているかもしれません。
聴牌していなくても、上家がポンをしたり、下家がチーするかもしれません。
また、巡目も捨て牌の2段目の最後という事で、 遅過ぎです。
ここで夢を見るべきではないです。
ここは、ドラの7mを使い切って、ケイテンを狙うべき状況です。
2mを引いてきました。
1mが4枚見えなので、ケイテンには不要牌です。
しかし、2mも9mも対面に安牌で、両脇には9mの方が危険牌なので、ここで9mを切ります。
その後進展がなく、上家が切った5pに、下家からロンの声が掛かりました。
跳満との事です。
お気の毒に。
さて、8mをチーしていなかったらどうなっていたのかを確認してみましょう。
まず、ツモり四暗刻を聴牌するためには、残り1枚の8pを引く必要がありました。
なので、四暗刻の上がりは0%の状況でした。
また、対面の仕掛けには、7mは通りますが、やはりかなりの危険牌でした。
両脇は聴牌していませんが、下家には非常に薄い4m7mを、赤567mでチーされるところでした。
上家にも、7mが暗刻という事は、トイツの段階だったらポンされている可能性が高い状況でした。
これらを結果論と見るかどうかは、あなた次第です。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019021422gm-0029-0000-a44751ab&tw=3
※東2局1本場
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まとめ
今回の例は、言われてみれば納得できるかもしれません。
しかし、私の経験上、ツモり四暗刻のイーシャンテンでチーをした人を見た事がないです。
ほとんどの人は、夢を見たり、もしかしたら世間体を気にしているのかもしれません。
どういう世間体かと言いますと、「役満を捨てるチーwww」と馬鹿にされるかもしれないという事です。
しかし、今回のチーもやはり鉄チーなので、胸を張ってください。
場合によっては、本ブログをそういう人に見せてあげてください。
どういう意味かはさておき、きっと黙るでしょう。