麻雀は、ルールに関係なく、基本は聴牌即リーです。
しかし、めちゃくちゃ手変わりがある時や、点数状況的を狙うべき状況など、即リーをしない方が良い時もあります。
その中でも、ラス親の時ならではのリーチ判断や押し引きは、多くの人が意識できていないです。
今回は、ラス親の時だからこそ即リーしなければいけない手牌を紹介します。
それでは、実際の牌譜を用いて、説明します。
ラス前でラス争い中
この手牌で、即リーしますか?
5200点確定なので、リーチする人も多いと思います。
しかし、ラス前にこんな上がりにくいリーチをして良いんですか?
2pを切れば、3色になるかもしれないですし、ドラの4pを使い切れる手変わりでも十分嬉しいです。
また、ソーズはノベタンなので、ここが伸びても、發をポンしても良いです。
この手牌は、
鉄リーですよね。
ラス前でこの点数状況だからこそ、鉄リーなんですよ。
ラス親がある場合、このままの点数状況だと、ラス率が高いです。
なぜなら、オーラスに親被りでも、ノーテンでもラスですから。
オーラスに、自分以外に好配牌が入る可能性の方が、圧倒的に高いですからね。
なので、ここでリーチをして、仮に役満に放銃しても何も思いません。
どうでも良いです。
別に、ラス親やラス前ではなかったり、このようなラス争いをしている点数状況でなければ、リーチをするかどうかは勝手に判断してください。
どうでも良いです。
さて、リーチをした後、どうなったのかを見ましょう。
このパターンもありましたね。
結果論です。
ツモりましたね。
嬉しい7900点の上がりです。
さて、リーチをした時に、3pが山に何枚あったのかを確認してみましょう。
なんと、あの3pが最後の1枚でした。
ただ、それだけです。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019020917gm-0029-0000-c3a16730&tw=3
※南3局0本場
「麻雀の戦術本」読み放題
Kindle Unlimitedでは、多数の麻雀戦術本を、月額980円で読む事ができます。
まとめ
手変わりを待つのって、格好良いですよね。
なので、ある程度麻雀歴が長くなると、やたら手変わりを待つようになります。
今回の例でも、もう少し点棒を持っていれば、私でも手変わりを待っています。
しかし、あのような点数状況であれば、鉄リーなんですよ。
ラス親は、点数状況によっては、今回のように強気な選択をしなければならないです。
オーラスは誰でも気づきますけど、ラス前は気づかない人が多いです。