一般的な麻雀では、オーラスでは一つでも着順を上げる事を考えます。
トップが取れるなら、その可能性を最大限追います。
3→2着でも、普通は狙います。
しかし、天鳳では4着のペナルティが非常に大きいので、3→2着のために無理をするべきではありません。
3→1着なら、狙っても悪くはないです。
今回は、トップの可能性が低い時の2着と3着時に、上がり易さにこだわる事を説明します。
3着で鳴いた方が上がり易い
オーラスの子です。
この7pは鉄鳴きですよね?
面前で聴牌しても、トップは取れないですからね。
マンガンをツモれば、2着にはなれます。
しかし、その確率も低いですので、無理をしてはいけない状況です。
これで、マンガンをツモればトップになれるのなら、ポンはしなくても良いです。
でも、チーはします。
そして、3sを引いて聴牌しました。
すぐに2mが出ました。
1000点の上がりですが、これでラス回避が成功です。
ここで無理をすると、対面に放銃したり、下家が倍満をツモったりと、マイナスな事だらけです。
プラスが低いなら、マイナスを徹底的に排除する事が大事です。
7pを鳴いた時の山を見てみましょう。
鳴かなくても面前聴牌していますが、そんな事結果論です。
100回やって100回鳴きましょう。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2017042211gm-00a9-0000-1f8abb1d&tw=1
※南4局1本場
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まとめ
面前は打点はありますが、上がり易さはそれほど高くないです。
オーラスで上がる事にこだわるべき状況では、常に仕掛けを考えましょう。
特にポン材に注目しましょう。
リーチを打つよりも、タンヤオの聴牌のために19牌を切って、223や778の残したりする事も考えましょう。
ラスは本当に痛いですよ。