納得できない形で面前聴牌した時は、手変わりを待ちたくなる事は多いです。
ほとんど聴牌即リーをする私ですら、実際には手変わりを待ちたくなる事はあります。
しかも、実際に手変わりを待つ場合もあります。
しかし、他家に聴牌が入っている可能性が高い場合は、ほとんど即リーするべきです。
もちろん、最初から勝負にならない手では、押さなかったり、切る牌が安牌だったら、切ってダマの場合もあります。
これは、状況的に上がりたい場合の話です。
実際の牌譜を用いて、説明します。
他家が仕掛けで聴牌の可能性が高い
この手牌でリーチしたいと思いますか?
さすがに、待ちが単騎待ちだし、一通とドラソバのマンズの5mのくっ付きがあるので、手変わりを待ちたいです。
しかし、下家の仕掛けを見てください。
聴牌率が非常に高く、ほぼソーズ待ちです。
また、自分は親番なので、非常に上がりたいです。
こんな状況では、手変わりを待っても、下家の上がり率が上がるだけなので、即リーするべきです。
実際に、即リーしました。
もちろん、上がるためにリーチをしているので、危険ですが3s切りリーチです。
すると、上家から9sが切られました。
たった2000点かもしれないですが、非常に価値のある上がりです。
胸を張りましょう。
さて、下家が聴牌していたかどうかを確認してみましょう。
2s5s待ちで聴牌でしたね。
3sは非常に危険牌でした。
ただそれだけです。
次に、下家がどんな形から9sを切ったのか確認しましょう。
まあ、9sが一番安全そうですね。
しかも、かなり通りそうです。
お気の毒に。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019011922gm-0029-0000-6ac4ce38&tw=0
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まとめ
多くの方は、「この形は絶対手変わり待ち!」みたいな固定概念を持ってしまっています。
今回の例でも、9sを切ってダマにしてしまう方が、ほとんどだと思います。
しかし、今回のように親番だったり、子で負けている状況など、上がりたい時は、即リーするべきです。
今回の例で、もし自分が子だった場合は、9s切りダマでも良いと思います。
臨機応変な麻雀が打てるようになりましょう。