「鳴きイーペーコー」っていう冗談あるじゃないですか。
例えば、789mを二つ鳴いた状態で、「鳴きイーペーコーできた!」みたいなオヤジギャグの事です。
あれって糞つまらないので、私は絶対に言わないんですよ。
なぜなら、もっと嘘みたいな事が、正しい戦略として存在するからです。
今回は、その戦略である「イーペーコー鳴き」をご紹介します。
それでは、実際の牌譜を用いて、説明します。
イーペーコーが完成している
この9mをポンしますか?
チートイのイーシャンテンです。
イーペーコーが完成しているメンツ手のイーシャンテンでもあります。
この9mは、
鉄ポンですよね。
イーペーコーが完成しているからと言って、その部分を鳴いてはいけないルールはないです。
むしろ、トイトイだと、鳴き易い形です。
これを、「イーペーコー鳴き」と言います。
あとは、全部ポンするだけです。
この9sは、
鉄ポンですよね。
この8mは、
鉄ポンですよね。
この7mは、
鉄ロンですよね。
さて、最初の9mをポンしていなかったらどうなっていたのか、確認してみましょう。
次巡にチートイを聴牌している事は確認しました。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019031213gm-0029-0000-be3219ae&tw=1
※東4局0本場
「麻雀の戦術本」読み放題
Kindle Unlimitedでは、多数の麻雀戦術本を、月額980円で読む事ができます。
代表例を、いくつか紹介します。
「ウザク本1」「ウザク本2」「福地本(各種)」「「統計学」のマージャン戦術」「麻雀AI戦術 人工知能「爆打」に聞く必勝法」「ゼロ秒思考の麻雀」「論理的思考で勝つ麻雀(中嶋 隼也)」「現代麻雀の秘技 相手に対応させる技術(平澤 元気)」「夜桜たま×朝倉康心 に学ぶ現代麻雀」
Mリーグ関係の本も、豊富です。
「麻雀の失敗学(朝倉康心)」「スーパーデジタル麻雀(小林剛)」「黒いデジタル麻雀 ~現代流データ戦術を斬る~(石橋 伸洋)」「麻雀IQ220の選択(勝又健志)」「二階堂亜樹の勝てる麻雀の基本」「滝沢和典の麻雀読みの公式」「最強雀士が語るデジタルの向こう側 大きく打ち、大きく勝つ麻雀(近藤 誠一)」「麻雀が強くなるための心と技術(魚谷侑未)」「多井熱」「初代Mリーガー松本のベストバランス麻雀」「ゼウスの選択 デジタル麻雀最終形(鈴木たろう)」「麻雀プロMリーグ選手名鑑」
また、こんな物もあります。
「仕事が麻雀で麻雀が仕事(藤田晋)」「麻雀力が目覚める打ち方(桜井章一)」「「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀」
※2020/2/9現在なので、加入される前に、その本があるか確認してください。
まとめ
多くの人は、先入観に固執してしまい、選択肢を制限して生きています。
イーペーコーに関しても、「面前で役になる」という事を知った時に、「鳴くのはもったいない」や「鳴いてはいけない」という先入観を持ってしまっています。
しかし、実際には、そんな事はないです。
それどころか、ポンし易い形なので、トイトイが狙える時は、ポンをする場合が多いです。
頭を柔らかくして、できるだけ多くの選択肢を検討できるようになりましょう。