何を切りますか?
選択肢は、7m、4p、北です。
7mは、最速リーチ狙いです。
4pは、即聴牌の可能性も残しながら、ドラソバの7mのくっつきを狙う選択肢です。
北は、タンヤオ狙いです。
アンケート結果は、こちらです。
あなたのアンサーは?
— ダイアグラム麻雀 (@da_maajaan) August 18, 2019
一番人気は、北切りです。
意外と、皆さん、タンヤオが好きなんですね。
二番人気は、4p切りです。
即聴牌も魅力的ですからね。
同じく二番人気は、7m切りです。
同率とは珍しいですね。
最速リーチは麻雀の基本ですよね。
それでは、私のアンサーとその理由を、説明していきたいと思います。
南1局0本場 南家 ドラ6m
私のアンサーは、北切りです。
麻雀は、即聴牌が大事です。
しかし、今回の手牌は、7mがドラソバで、ピンズの形が非常に鳴き易いです。
これだったら、北を切って、タンヤオに向かった方が、高打点に対する放銃率が低く、上がり率も高いと判断しました。
それでは、この後どうなったのか、見ていきましょう。
この8sは、
鉄鳴きですよね。
タンヤオのために、北を切ったわけですから。
7mを引いて来ました。
聴牌は取りますが、4pか6pの二択です。
ここで切るべき牌は、
4pですよね。
単純に、シャンポンの方が、待ちとして優秀です。
上家から7mが切られました。
見事な1000点の上がりです。
それでは、最初の北切りの時にどうなっていたのか、確認してみましょう。
裏ドラが6pである事は確認しました。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019072717gm-0029-0000-527f54f5&tw=1
※南1局0本場
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まとめ
ダイアグラム評価関数
即聴牌が存在する選択肢の方が、基本的に優秀です。
しかし、今回のように、ドラソバや鳴き易い形がある場合は、また変わってきます。
また、面前で聴牌しても、打点が安い事も理由の一つです。
こんな手で、ドラソバの7mを切った後に、ドラを引いて来たら、どうしようもないです。
安全かつ自分の上がりを拾えるような選択肢が、優秀になります。
実は、7m切りも、それほど悪くないです。
ただし、それはタンヤオで鳴いて行く場合に限ります。
333466pは、33pと34pと66pに分ける事ができます。
なので、5s、8sは当たり前ですが、2p、3p、5p、6pは鉄鳴きです。
もちろん、5pは、456pで鉄鳴きです。
このように鳴いて行けば、危険な状況になる前に、自分が上がる可能性が高くなるからです。
実質的に、北切りと同じような選択肢になります。
ドラを引いたりしたら残念ですが、鳴く前に面前で聴牌する可能性もあるので、悪くないのです。
しかし、面前固定にするのであれば、話になりません。
4p切りは、危険な7mを、長い間、引っ張る事になる可能性が高いので、非常に危険な選択肢です。
また、聴牌率も悪いです。
それだったら、7mを切って面前固定の方が、まだマシです。