何を切りますか?
選択肢は、4m、7m、9m、8sです。
4mは、ドラの3sをできるだけ使いながら、面前で進める選択肢です。
7mは、5mの受けを残しながら、タンヤオを狙う選択肢です。
9mは、タンヤオ狙いです。
8sは、手なりで、平和などの面前聴牌を目指す選択肢です。
アンケート結果は、こちらです。
あなたのアンサーは?
— ダイアグラム麻雀 (@da_maajaan) August 25, 2019
一番人気は、8s切りですね。
手なりですからね。
二番人気は、9m切りです。
意外と、タンヤオを狙うんですね。
三番人気は、4m切りです。
ドラは切りたくないですよね。
四番人気は、7m切りです。
0%には驚きです。
それでは、私のアンサーと理由を、説明していきたいと思います。
東2局3本場 西家 ドラ3s
私のアンサーは、9m切りです。
この状況で、こんな手牌だと、もうドラの3sは切れません。
また、1pが2枚見えなので、タンヤオに移行するべきです。
なので、タンヤオを拒否する4m切りは、この時点で除外されます。
次に、ソーズの形は、35sと668sと見る事ができるので、8sは絶対に切ってはいけません。
なので、7mか9m切りになります。
マンズの形は、446mと778mと見る事ができ、タンヤオに向かうのであれば、このように見るべきです。
なぜなら、7mポンや5m、6mチーにも対応できるからです。
よって、9m切りになります。
それでは、この後どうなったのか、見ていきましょう。
この4pは、
鉄鳴きですよね。
タンヤオのために9mを切ったわけですから、当然です。
この4sは、
鉄鳴きですよね。
もちろん、残り枚数で、8sを切りました。
すぐに、下家から4mが切られました。
見事な2000点の上がりです。
それでは、最初の9m切りの時にどうなっていたのか、確認してみましょう。
4pを鳴かなかったら、5mを引いていた事は確認しました。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019072820gm-0029-0000-2eb4da11&tw=3
※東2局3本場
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まとめ
ダイアグラム評価関数
メンツがある手牌を見ると、どうしても、それをメンツとして認識してしまいます。
今回の例で言うと、4467789mの形を、44mと67mと789mに見てしまいます。
しかし、もっと柔軟に見てください。
まず、9mを外して、よく眺めてみてください。
すると、446mと778mに、見えてきますよね。
また、44mと67mと78mにも、見えてきます。
さらに、44mと77mと68mにも、見えてきます。
これを、「手牌のゲシュタルト崩壊」と言います。
ダイアグラム麻雀の基本能力になるので、すぐに習得してください。