何を切りますか?
選択肢は、2m、4m、6p、5sです。
2mは、少なくとも、三色かリャンメンリーチを狙う選択肢です。
4mは、少なくとも、三色か平和を狙う選択肢です。
6pは、最速リーチ狙いです。
5sは、3m引きの即聴牌の可能性を残しながら、三色を狙う選択肢です。
アンケート結果は、こちらです。
あなたのアンサーは?
— ダイアグラム麻雀 (@da_maajaan) August 15, 2019
一番人気は、2m切りです。
色んな可能性を追えますからね。
二番人気は、6p切りです。
一番ストレートな手順ですね。
三番人気は、5s切りです。
三色は大事という事ですね。
四番人気は、4m切りです。
三色や平和は狙いたくなりますよね。
それでは、私のアンサーとその理由を、説明していきたいと思います。
東4局1本場 北家 ドラ9m
私のアンサーは、6p切りです。
さすがに、この手牌で、即聴牌を逃すのは、もったいなさ過ぎです。
3mか9mを引いただけで、この手牌に対して、十分な聴牌になります。
これらの受け入れが無くなる選択肢は、絶対に選んではいけません。
なので、6pか5s切りになります。
また、三色にこだわるような状況ではないので、6p切りになります。
それでは、この後どうなったのか、見ていきましょう。
すぐに、9mを引いて来ました。
ここで切るべき牌は、
5sですよね。
もちろん、即リーです。
ここで2mを切る選択肢もありますが、期待値において、手変わりを待つほどのメリットは無いです。
3mをツモりました。
立派な1000-2000の上がりです。
それでは、最初の6p切りの時にどうなっていたのか、確認してみましょう。
どうなっていようと、6p切りに変わりありません。
各々、確認したい事を、確認してください。
牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2019072714gm-0029-0000-527ed506&tw=2
※東4局1本場
「麻雀の戦術本」読み放題
Kindle Unlimitedでは、多数の麻雀戦術本を、月額980円で読む事ができます。
まとめ
ダイアグラム評価関数
多くの人は、即聴牌を軽く見ています。
しかし、麻雀において、即聴牌の優位性は、かなり大きいです。
二度受けなんか、関係ないです。
基本的に、シャンテン数が悪くなるのであれば、二度受けは解消すべきではありません。
二度受けによるマイナスの影響こそ、軽く見るべきです。
なので、今回のような手牌においても、即聴牌が存在する選択肢の中から選ぶべきです。
三色や平和、リャンメンリーチなどは、あくまでもおまけです。
「結果としてそうなったらラッキー」くらいに考えるようにしましょう。
手役を狙うのは楽しいという気持ちは分かりますが、それは仕掛けの時に味わえば十分です。
ダイアグラム麻雀を習得すれば、毎局、それを味わう事ができます。
また、麻雀の実力も、もちろん上がります。